名義を変更したい
登記上の名義人が前所有者名義のままになっていませんか?
空き家を引き継ぐ、処分、利活用を考えた時に、登記簿上の名義人が前所有者名義のままになっていると、その時期、機会を逃すことがあります。
相続権を有する方が数十人に及んだり、認知症になってしまっている方がいたり、連絡が取れない状態になっているかもしれません。早めの名義確認と現状に合わせた登記の変更を行いましょう。(登記の手続き は、法務局へ)
相続登記にかかる費用(参考)
登録免許税:固定資産税評価額 × 0.4%
司法書士に依頼した場合の費用(報酬)
〈例〉 所有権移転登記:相続
土地1筆、建物1棟(固定資産税評価額合計1,000万円)
戸籍謄本等5通交付請求、登記原因証明情報の作成
法定相続人3人、うち1人が単独相続した場合
中国地方の平均65,670円
相続と登記の流れ(例)
相続、登記、遺言に関する相談について
鳥取県司法書士会
電話:0857-27-4165
相続問題を解決したい
遺言書は作成していますか?
遺言書を残し、誰に不動産等を引き継いでもらいたいか明確にしておきましょう。遺言書には、遺言者自らが作成する「自筆証書遺言」、公証人が作成する「公正証書遺言」等があります。有効な遺言とするには、民法のルールを守ることや必要な手続きがありますので、司法書士等の専門家に相談しましょう。
子ども世代等と相談できていますか?
家主の死亡、高齢者施設に入所することにより、空き家になってしまうことが多数あります。誰が持ち家を相続するのか、誰が管理するのか、費用負担をどうするのか、引継ぎ方を話し合っておくことも大切です。
相続、登記、遺言に関する相談について
鳥取県司法書士会
電話:0857-27-4165
境界があいまい
土地の境界が不明確になっていませんか? 建物が登記されていない状態ではありませんか?
土地境界が不明確であったり、建物の登記がされていないと、その土地建物を売買、賃貸等する場合に差し支えが出てきます。
境界のこと、登記のない建物について関すること
鳥取県土地家屋調査士会
電話:0857-22-7038
貸家・貸店舗にしたい
賃貸するには(普通賃貸借契約の場合)
まずは不動産業者等に相談を。需要があるエリアなのか、そのままで貸し出せるのか、またはリフォームが必要なのか等、建物に貸し出すにあたっての疑問を相談できます。
賃料査定(賃料相場を確認しましょう)
賃貸条件は立地と物件の状態で決まります。そのエリアの賃料相場を参考にし、どれぐらいの賃料であれば入居が決まるか検討しましょう。相場は不動産情報サイトや不動産業者ホームページで調べることができます。
賃貸募集依頼
ご自身で入居者を募集し契約することもできますが、広く募集するには不動産業者に依頼することも有効です。
賃貸契約締結
- 借主との契約締結
- 不動産業者が仲介に入る場合、仲介手数料がかかります。(仲介手数料は上限が定められており、貸主・借主双方から合わせて賃料の1ヶ月分以内となります。負担の割合に規定はありません)
空き家の賃貸・売買に関すること
(公社)鳥取県宅地建物取引業協会
電話:0857-23-3569
遠方の空き家が心配
建物の老朽化を防止する(適切な維持・管理)
- 空き家を定期的に管理することで建物の老朽化を防止し、資産価値を維持していくことで、 将来的に家族や親族等が気持ちよく居住することはもちろん、売却や賃貸等で建物を利活用することも可能となります。
- ご自身や縁者での管理が難しい場合は、空き家管理の代行サービス等への依頼を検討するなど、建物が老朽化しないよう適切な維持管理を心掛けましょう。
空き家の賃貸・売買に関すること
(公社)鳥取県宅地建物取引業協会
電話:0857-23-3569
メンテナンスしたい
自分でできる管理の方法
作業項目 | 作業内容 | |
---|---|---|
内部 | 建物を傷めないためには、できるだけ頻繁に行いましょう。 | |
通風・換気(60分程度) | すべての窓・収納扉(押入れ・クローゼット)の開放、換気扇の運転 | |
通水(3分程度) | 各蛇口の通水 各排水口に水を流す | |
清掃 | 室内の簡単な清掃 | |
外部 | ご近所の迷惑にならないように念入りに行いましょう。 | |
郵便物整理 | ポスト・玄関への郵便物・配布物の整理 | |
敷地内清掃 | 敷地内の落ち葉やごみの清掃 | |
草取り 庭木の剪定 | 草取り、越境している枝やツルの剪定 庭木の剪定、消毒 | |
点検 | 大雨や台風、地震のあとは必ず点検を行いましょう。 | |
雨漏りの有無 | すべての部屋に雨漏りがないかチェック | |
建物の傷み | 建物に傷んでいるところがないかチェック | |
設備の傷み | 水漏れがないかチェック |
解体・処分したい
空き家の解体
空き家をそのまま放置すると防災・衛生・景観上の様々な問題が発生します。空き家を活用することが難しい場合は、解体し跡地を活用することも必要です。
解体に際して
古い建物であっても、使う人によって活用を希望される場合があります。自分だけで解体するしかないと判断せず、まずはお近くの不動産業者や建築士に相談してみましょう。
市町村によって空き家の解体費用を補助している場合があります。まずは、市町村にの担当窓口にご相談ください。
解体費用の目安
1.5万円/㎡(鳥取県内の解体補助を利用した住宅の平均値)
※解体費用は敷地や道路条件により異なります。
契約前には見積書を十分確認し、不明な点があれば相談窓口に相談しましょう。
リフォーム・リノベーションしたい
地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト
一般社団法人住宅リフォーム推進協議会のホームページで、地方公共団体が実施する住宅リフォームに関する支援制度を市町村毎に検索可能です。
検索分類
- ① 耐震化
- ② バリアフリー化
- ③ 省エネルギー化
- ④ 環境対策
- ⑤ 防災対策
- ⑥ 同居対応
- ⑦ その他
空き家に関する
お問合せ・ご相談
とっとり空き家利活用推進協議会では、ご相談・お問合せを総合的に受け付けるワンストップ窓口を設置しています。
空き家に関する困り事については、まずは、ワンストップ相談窓口までお問合せください。
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