子供は県外に家を建てており、もう田舎には帰ってくる見込みがないので、空き家になっている建物を取り壊して、土地を売却したい。

  • 相談受付日:2022年11月30日
  • 地区:中部
  • 相談者の年代:60代

 子供は県外に家を建てており、もう田舎には帰ってくる見込みがないので、空き家になっている建物を取り壊して、土地を売却したい。

対応内容

  • 対応した専門家:鳥取県建築士会
  • 解決に要した期間:2週間

建物の規模にもよりますが、一般的に木造家屋の取り壊しには1坪あたり4~5万円以上の費用が必要といわれています。土地取引(売買)があまり活発でない地域等では、建物取り壊し後の跡地が思っていた値段で売却できない場合もあり、土地の売却で得る額以上に解体費用がかかってしまうこともあります。

空き家になっている建物には古くても質が高く立派なものもあり、一概に建物を取り壊す方がよいとは限りません。近年は市街地だけでなく郊外や中山間地域にも豊かな生活環境を求めて移住してこられるケースも増えており、その多くは自治体が開設する「空き家バンク」等で賃借可能な空き家物件を探しておられます。

老朽化が進行しておらず居住可能な空き家を所有されている場合は、空き家のある地域の自治体、もしくは不動産の専門家等に相談され、賃貸による活用等も検討されてみてはいかがでしょう?

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